池添 数美 プリント制作 「 写真展のご案内 」

平間 至  作品展 「田中泯 −場踊り−」  終了

2008年3月26日(水)~ 4月25日(金)

平間至 田中泯-場踊り- プリント 池添数美;

Itaru Hirama "Min Tanaka - Locus Focus -"

撮影 : 平間 至

B/W Film現像&モノクロプリント : 池添数美

去年もこのシリーズ 平間至 作品展「田中泯−場踊り−」のプリントをしているのですが、今回の大全紙プリントは有る程度の完成度を持って納品出来たと思っています。
お薦めは、二階手前の小スペースの室内での撮影作品 非常に階調豊かな展示に成っています。

是非モノクロ写真の素晴らしさをご覧になって下さい。


35mmネガ Kodak PX・TX      印画紙  イルフォード  MG-Ⅳ FB  1K

フォト・ギャラリー・インターナショナル(PGI)
2008年3月26日(水)~ 4月25日(金)
〒108-0023 東京都港区芝浦4-12-32
TEL:03-3455-7827    http://www.pgi.ac/
平日 11:00 ~ 19:00 土曜日 11:00 ~ 18:00 日曜・祝日休館

プリンター 池添 数美としてのコメント

2008/3/25
平間至 作品展「田中泯 場踊り」に付いて撮影者とは違った観点からのモノクロ写真の見方などをプリンター 池添数美 として解説させて頂きます。
一人でも多くの方にモノクロ写真の素晴らしさ、良さを知って感じて頂け様、参考にいたして頂ければ幸いです。 尚、他のWeb,ブログ等にカラー作品を含む30余点のモノクローム作品を展示と書いてあるところが有るようですが、案内書をそのまま載せているようですが実際は総てモノクロ写真、大全紙 34点 サイズ見本としてだと思いますが大四ッ切が2点の展示です。
平間至氏、ギャラリー・インターナショナル(PGI)、写真業界においてプリンターとは何なのかと言う事を私なりに考えさせられた仕事でした。

2008/4/1
本日、遠山孝之さんとフォト・ギャラリー・インターナショナル(PGI)に行ってきました。去年納品したプリントの調子が思っていた以上に良かった。だが矢張り各プリント作品に調子のばらつきを感じました。
二階展示場に上がって、まず目に飛び込んできたのが一番手前左の作品番号 10、階調、色調、共にイルフォード MG-Ⅳ とは思えない素晴らしい展示に成っていた。そして、非常にシャープな撮影で服に小さな虫が付いて居るのですが35mmでここまではっきりと再現出来る物かと思うほどです。
尚、作品番号 34、この作品 平間至氏が写真工房瑠璃に受取に着た時にも話したのだが矢張り非常にシャープでエッジの切れが良く、調子も素晴らしい、 平間至氏撮影 「田中泯 場踊り」の中でも私の好きな作品で有る。PGI会場で見たらなおよく見え、来られた方にもゆっくり鑑賞して頂きたい作品の1点です。あと、作品番号 31~33ですが、各作品映像 階段右側の壁の調子ですが4x5クラスの階調に成っていると思います。ご覧頂ければ幸いです。

2008/4/11
2度目の平間至 作品展 「田中泯 場踊り」に鹿釜孝博氏、玉川氏と会場で待ち合わせ。新たな発見 作品番号 15、プリントした時の印象がほとんど残っていない作品なのだが、奥行き感が有り、手前の岩の質感に引き込まれる物を感じた。今回のシリーズ 「田中泯 場踊り」のプリントの調子とは若干違う気はするが、作品の完成度は高いと私は感じました。
写真家に取って作品創りの最終段階は額装し展示をして完成するのではないかと、或いは印刷媒体でなくオリジナルプリントで作品をまとめる事ではないかと思う。本来のモノクロ写真の階調を現在の印刷での再現は非常に難しく成っている様に思っています。印刷の良い写真集でもオリジナルモノクロプリントと比べて見た事の有る人ならば承知の事と思います。また、編集者や作家が立ち会いチェックしても印刷の各版でのバラツキを無くす事は非常に困難な作業のようです。
印刷でオリジナルモノクロプリントより見やすく成る場合も有るし、逆にオリジナルプリントの意図した再現が失われる事も有ります。是非、オリジナルの質の良いモノクロ写真を見る機会を持って下さい。

2008/4/23
平間至 作品展 「田中泯 場踊り」本日、3度目のPGI
思わぬ方を見かけました。PGIの方がスクエアーの花の写真に高齢の方にサインを入れてもらっていたのですが、見覚えのある写真、もしかして石元先生ではとPGIの方に声を掛け数分話をしました。
石元泰博氏を初めて見かけたのは矢張りフォト・ギャラリー・インターナショナル(PGI)が虎ノ門に在った時、写真展 石元泰博「花」 1989年4月1日~4月27日の期間中で、その時 石元泰博 写真集「花のフォルム マティエール」を購入しサインをしていただきました。その話したのですが、石元さん何の反応もなく石元さんとは言葉を交わす事は有りませんでした。 石元さんの写真で記憶に残っている作品が有ります。海岸での後ろ姿で座っているヌードの写真、その当時購入を検討していたのですが出来ず、機会が有ればコレクションに加えたい1点です。シカゴ シカゴ、花シリーズとは違った私好みの調子の作品でした。 あらためて19年の時の流れを感じた1日でした。

2008/4/27





個人のブログ リンク

平間至 作品展「田中泯 場踊り」も25日で終わった。 ギャラリー・インターナショナル(PGI)としては見に来られた方が多かったのではないか。いつもなら貸し切りで見ている様だが、今回 3回とも人が途絶える事がなかった。そこで、見た人の感想でも無いかとインターネット検索をしたが写真展案内は有っても見ての感想の書込は少ない。 下記の3点を発見!!

http://humoresque.exblog.jp/8364951/
http://henacyoko-art.at.webry.info/200804/article_7.html
http://blog.goo.ne.jp/rakstonerecords/e/083152e591b5f774bd3a0ef5939387d5

2008/5/24
今回の平間至 作品展「田中泯 場踊り」 展示、販売分の最終プリントを納品。
この写真展、京都で展示中? 詳細な知りません。